NARUTO / ナルト

NARUTO / ナルト

『NARUTO』(ナルト)とは、日本の漫画家の岸本斉史による作品。1999年43号から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載が開始され、2014年50号で完結した。落ちこぼれの忍者・うずまきナルトが、火の国・木の葉隠れの里の頂点「火影」を目指し奮闘。強敵との戦いの中で成長していく姿や、仲間たちとの友情などが描かれている。日本国内に留まらず世界中の人々から愛されている名作漫画。

7yspica3173のレビュー・評価・感想

NARUTO / ナルト
10

いろんな愛が読める漫画

週刊少年ジャンプで長編連載していた大人気漫画。
両親がおらず、周りから疎まれて育ってきた孤独なナルトが仲間たちと共に成長していく物語。
子供の忍者学校~下忍時代と、ナルトが修行から帰ってきた15歳頃の二部構成。
忍者の世界観を岸本先生が描き、最初から最後まで愛の詰まった作品である。
イルカ×ナルト(教師×生徒)、自来也×ナルト(師匠×弟子)、ミナト×ナルト(父×子)、クシナ×ナルト(母×子)、
イタチ×サスケ(兄×弟)、再不斬×白(孤独×孤独)など。
師弟愛や兄弟愛など、読者を泣かせにきているのかと思うほど愛が描かれている。
週刊少年ジャンプの三大要素、「友情」「努力」「勝利」すべてが盛大に盛り込まれているが、それに加えて「愛」。
しかし、ジャンプならではなのか最終章らへんでは話がごちゃごちゃしてわからなくなる場面も…。(ONE PIECEに比べるとマシだが)
人気なのは中忍試験~サスケ奪還編である。
言わずもがな、人気キャラクターであるサスケがメインだということと、砂の忍たちの参戦。
サスケが呪印を解放した姿には驚いたが、通常の姿であるサスケと我愛羅の女子支持率は非常に高い。
最終的には登場人物でそれぞれ夫婦を築き、子供が生まれてその子供たちをメインにしたBORUTOへ続く。
愛に飢えている人、読んだことがない人には、ぜひおすすめしたい一作品。