『ハニーレモンソーダ』レビュー
『ハニーレモンソーダ』は村田真優さんの少女漫画作品です。主人公である石森羽花ちゃん。ずっと学校でイジメられていて、あだ名は石。泣いたり笑ったりもできずにいたそんな羽花ちゃんが街で偶然出会った男の子は三浦界くん。彼と同じ高校に行くことを決心しましたが、その高校はとても派手な人たちばかりで自分は浮いてしまっていました。一方、界くんはだれもが憧れてしまう様なイケメンでいつも沢山の仲間と女の子の注目の的。そんな全然タイプの違う2人が再会を果たし距離が少しずつ縮まっていく。学校生活がキラキラしていて、瑞々しさがあります。
最初は1人ぼっちだった羽花ちゃんも、界くんやその友達などと少しずつ打ち解けていきます。羽花ちゃんがとにかく純粋で可愛い。界くんに恋をしてどんどん可愛く綺麗になっていきます。界くんも羽花ちゃんに少しずつ心を開いていきます。界くんの言葉は羽花ちゃんに寄り添い変わるきっかけを与えていきます。
羽花ちゃんと界くんのやりとりを読んでいるとほっこりしつつも、しっかり界くんが言葉も行動もイケメンなので読み手をきゅんきゅんさせてくれます。界くんのハニーレモンソーダっぷりは女子なら楽しめると思います。2021年の11月には実写版の映画も公開されました。