浜田省吾 / 浜省 / ハマショー

浜田省吾 / 浜省 / ハマショー

浜田省吾とは、1952年広島県出身のシンガーソングライター。愛称は「浜省」「ハマショー」。
1975年、ロックバンド「愛奴」のメンバーとしてデビューし、1976年にシングル「路地裏の少年」アルバム『生まれたところを遠く離れて』でソロデビューした。
サングラスがトレードマーク。アーティストはライブやCDで成立しなければならないというこだわりを持っており、メディア露出は少ない。日本語のロックにこだわった楽曲は以降のアーティストに大きな影響を与えた。彼の父親の被爆体験から、戦争を歌った楽曲も多い。

sa-1007ke3のレビュー・評価・感想

浜田省吾 / 浜省 / ハマショー
10

声が最高!男臭い歌詞と訴えかけるメロディはいつの時代も愛される

浜省はバラードからロックまで、幅広い曲がある。
よく知られている代表曲には「ラストショー」、「モノクロームの虹」、「マネー」、「愛という名のもとに」などがある。
なんと言ってもその声が渋すぎて、ファンを虜にする。純粋に歌が上手い。グラサンが似合うのもカッコいい点だ。
ライブでは歌詞を間違えることも皆無で、ストイックだ。

歌詞は恋愛バラードから家族愛を歌ったもの、男の生き方を訴えたりパワーがもらえる内容が多い。
浜省の歌に助けられた人は多いのではないだろうか。忘れていた大切なものを思い出させてくれる。
ラブソングにおいては、やや未練たらしいものもあり、その人間臭さがまた魅力だ。
エロスをセクシーに歌うところもたまらない。
「ラストシーン」のように、別れの曲なのになぜかキラキラしているものも多い。男女の切なさを美しい声で歌い上げる姿は感動的である。

マイナーコードから始まりサビで熱く燃え上がる感じのメロディが目立つ。覚えやすいメロディなので、ついつい口ずさんでしまう人も多いのでは。
落ち着いた雰囲気があるので、年配者のファンも多い。とにかく軸のぶれない実力者ではないかと思う。
静かさとパワフルさが入り混じった歌い方、楽曲はさすがである。