奥田民生

essaywのレビュー・評価・感想

奥田民生
10

おっさんなのにかっこいい

元ユニコーンのボーカル奥田民生氏。
ロックな曲から次第にゆるい曲へと移行。
かっこかわいい外見から入ったファンも、いつの間にか彼の楽曲に魅かれていってしまう。
不思議な魅力をもった他にはないミュージシャン。
『大迷惑』で大ヒット。
その後も当時大人気だったお笑い芸人ダウンタウン、ウッチャンナンチャンらの「夢で逢えたら」のオープニング曲、
『働く男』、『スターな男』がヒット。
人気絶頂のままバンドブームを突き進むが突然の解散。
その後しばらくは音楽活動を休止し釣りに励むという能天気さ。
そんな彼の生きざまも人気の1つである。
そして、のほほんと『愛のために』でソロデビューを果たし、ソロでも大成功。
数々の素晴らしいヒット曲を生み出した。
ユニコーン時代からのファンはもちろん、ソロからの新しいファンも獲得し人気ミュージシャンの地位を確立していく。
奥田民のライヴは最高である。
驚くのはCDを超える歌唱力。
一体どんな声帯を持っているんだ?と不思議になるくらい。
のほほーんと話してるかと思ったらゾクゾクするほどの歌を歌いあげる。
このギャップがたまらなく、そこにはまりこんでしまうファンが続出するのだろう。
一度はまったら抜け出せない。抜け出したくない。
私は高校生の頃からずっと抜け出せないでいるのだ。