バチバチ

バチバチ

『バチバチ』は、佐藤タカヒロによる相撲漫画である。大相撲を題材としているシリーズ作品であり、第1部『バチバチ』が2009年24号から2012年19号まで、第2部『バチバチ BURST』が2012年25号から2014年36+37号まで、最終章『鮫島、最後の十五日』が2014年50号から2018年33号まで連載された。作者の佐藤タカヒロが2018年7月3日に急逝したため、2018年33号掲載の第176話をもって『鮫島、最後の十五日』は未完のまま最終回を迎えた。単行本は、『バチバチ』が全16巻、『バチバチ BURST』が全12巻、『鮫島、最後の十五日』が全20巻刊行されている。

asamugiのレビュー・評価・感想

バチバチ
10

大相撲ファンの方は是非!!

大相撲漫画三部作の一作目
全16巻

主人公鮫島鯉太郎は元大関火竜の息子。
幼い頃に火竜を事故で亡くし親戚の家で育った鯉太郎。
そんな鯉太郎の地元に大相撲巡業がやってきてそこで素人の鯉太郎と力士が対戦することに…。
勝負は鯉太郎が勝ちそこで空流親方の目に留まる。
空流部屋に入門することになった鯉太郎。
そこでは空流親方をはじめ部屋頭の阿形、吽形、川口、白水といった個性的な兄弟弟子と出会う。
最初は戸惑いを見せていた鯉太郎もだんだん心を開いていく。

鯉太郎の父元大関火竜の同部屋で横綱虎城の息子王虎も鯉太郎と時を同じくして相撲界へ。
火竜と虎城の因縁は息子達の時代に引き継がれることに。

鯉太郎は徐々に番付を上げていき兄弟子白水と同じ序二段にまで上がる。
鯉太郎、白水ともに勝ち進んでいきなんと優勝決定戦で戦うことに…。

一方兄弟子である吽形は場所中相手の卑劣な行為により古傷の膝を痛めてしまう。
それでも同部屋で部屋頭の阿形との約束を守るため痛みにこらえながら全勝で千秋楽を迎える。
千秋楽も無敗を守り優勝決定戦へ。
優勝決定戦の相手はなんと阿形!!

同部屋W優勝決定戦は必見です!
衝撃のラストは感動です。
普段あまり知ることの出来ない力士の裏側がわかる作品です。