どんなときでも「何かの一部である」という自覚
屈託なJ-POP。韻を踏む言葉遊びの歌詞やゆっくり聞きたくなる歌詞。
作詞のセンスは他の追随をも引き離す世界観。
日常でありふれている、喜び、悲しみ、憤り、悩み、楽しみなど感情を1つ1つを大切にし、詞にまとめ上げているものも多い。
共感できる人の多くは、ここのこういう歌詞が好きだというほど人の気持ちをつかみ楽曲として作りあげている。
また、映画やテレビでの露出も多いため、少しのフレーズだけで耳に残るメロディが魅力的なのも、編曲の大きな力を借りていることが1つの要因。
バンドで演奏を繰り返してアレンジを加えることもあり、完成度はかなり高い。
特に大サビのかけての盛り上がりや高揚感は唯一無二。
バンドを結成して30年以上のキャリアを持ち、未だに楽曲提供を出来る理由は、大人の世界観だけにとどまらず、子供の時に描いていた無邪気な心や背伸びをしたくなる思春期の頃のフレーズがあるからだろう。
バンド名ならではの大人と子供心を上手に混ぜ合わせ、老若男女問わずファンを作り出す。
見方を少し変えるとアーティストとしての使命を持ち、既成の常識を超えていく楽曲を生み出そうとしている姿勢が多くのファンを虜にしている。
知れば知るほど、真のアーティストとしての姿勢と惜しみない楽曲を学べるのではないでしょうか。