音楽がおしゃれで元気が出ます
星野源さん自身も素敵な人で大好きですが、彼がつくる音楽と声が好きです。コロナ禍において、インスタグラムで「うちで踊ろう」を発信したときは、家にいないといけなくて、とても落ち込んでいたのですが、すごく元気がでました。しかも、NHKの紅白歌合戦で披露した2番の歌詞もとても心に沁みました。「恋」がとても有名ですが、ポップで明るい曲にもかかわらず、歌詞はとても温かくて、でも温かいだけじゃなくて、個々で生きていくことも踏まえた歌詞をつくるところも好きです。また、「夢の外へ」という曲がとても好きなのですが、2番の歌詞の「自分だけ見てるものと大勢で見る世界のどちらが嘘か選べばいい 君はどちらをゆく 僕は真ん中をゆく」というところが好きです。この感覚を持てる方はそうそういないと思いますし、はっとさせられました。いつも自分は自分の価値観を大事にしなきゃと思っていて、大勢が正しいと思っていることも、もしかしたら正しくないことかもしれない、誰かを傷つけることかもしれないという感覚をもっていないといけないとばかり思っていましたが、自分の価値観が正しいと思いすぎることもいけないんだと考えさせられました。大衆的になりすぎず、個人的にもなりすぎない星野源さんの歌が好きです。