一生着いていくと決めたアーティスト
「君の名は。」「天気の子」で老若男女に知れ渡ったRADWIMPSですが、その真骨頂はライブにあると思っています。彼らは、ライブ中に必ず「また会おうね」と昔からの友達のように言います。客観的に見ればステージ上から私たちに発信する側と、それを見上げて受け取る側ですが、彼らの言葉には隣に並んで歩いていくような温かさがあります。
彼らの音楽には様々な顔があります。
痛いところを的確についてくる刺々しい曲、包み込んでくれる温かいやさしさのような曲、馬鹿やってこうぜ!って友達みたいな曲、ストレートな愛まるだしの曲…
人の表情のように曲によって魅せる姿が全然違うので、次はどんな顔を見せてくれるんだろうと夢中になってしまいます。だからこそ老若男女にハマる曲が、あなたにハマる曲が必ずあります。曲によって魅せる姿が違うということは、お気に入りの曲とそうでもない曲とが分かれることがあると思います。
なんか違うな、が重なって離れていく経験が他のアーティストでもあると思いますが、そんな時に聴いてほしいのが「トアルハルノヒ」という曲です。この曲を聴いたとき、やっぱり彼らについてきてよかった、これからもずっとついていきたいと思えました。
絶賛してばかりですが、神格化はしていません。ライブ中の彼らやSNSでの姿を見れば、同じ地球に住む人間であり、完璧なわけではない、だから愛おしいと思えます。
是非、RADWIMPSの音楽を、彼らを、もっと知っていただきたいなと思います。