エリアの騎士 / THE KNIGHT in THE AREA

エリアの騎士 / THE KNIGHT in THE AREA

エリアの騎士(THE KNIGHT in THE AREA)は、伊賀大晃原作・月山可也作画で週刊少年マガジンで2006年21・22合併号から連載されたサッカー漫画です。
中学生編、高校サッカー編、五輪招致編を経て現在はJリーグ編と、主人公・逢沢駆の成長とともに物語は進んでゆきます。

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エリアの騎士 / THE KNIGHT in THE AREA
10

本格サッカー漫画!

日本を代表する天才ミッドフィルダーの兄(傑:すぐる)を持つ弟(駆:かける)が主人公!
兄と二人乗りで帰宅中居眠り運転のトラックに突っ込まれ兄を失う。なんと!これが2巻での出来事!当時読んだ時に衝撃を受ける展開だった。駆は心臓にひどい傷を負い、助かる希望が無かったが兄の心臓を移植したため生きることができた。天才プレイヤーの兄を亡くした駆は兄の認めたミッドフィルダーとのプレーを望み、江ノ島高校に進学。そこから物語が展開されていく。駆はフォワードとして何度も壁にぶち当たる。その壁を苦悩や挫折を味わいながらも兄の魂を胸に、乗り越えていく駆に何度も心を動かされ読み込んでしまうことでしょう。
エリアの騎士は他の漫画のように大会で順調に勝ち進み優勝といった展開ではないところもオススメできる所の1つだ。さらに、高校・世代別の代表・卒業後のプロまでを描き、本格的な戦術などが描かれているためサッカーをしている人は学ぶことがあり、読んでみる価値あり!また、そうでない人も部活動に一生懸命になる青春を感じることができるこの漫画は読んでみて損なし。また、駆の江ノ島高校だけでなく対戦校にも個性豊かなキャラが数多く登場するため読み応えあり。ぜひこの機会に!