凄腕の元海兵隊員VSマフィアの戦い
主人公は、凄腕の元海兵隊員。今は、引退し田舎のホームセンターで働いている。家族もなく、友達も多くない主人公と唯一心を通わせるのが、行きつけの食堂で、いつも一緒になる娼婦。元締めに重傷を負わされ娼婦を救うべく、立ち上がる主人公。元締め達を30秒にも満たない時間で始末する。しかし、元締めの背後には、ロシアのマフィアが。主人公が働くホームセンターで、徒手空拳の主人公と、ロシアのマフィア軍団の戦いが始まる。主人公や娼婦の運命は…そんな映画です。
良かった点は、やはり戦闘シーンでしょうか。圧倒的に不利な状況で大多数を相手に、殺しのテクニックと工夫で、次々敵を倒していくシーンは、見ごたえがありました。ホームセンターで販売している道具、ドリルだったり有刺鉄線だったり、が、次々に殺人兵器に変わっていくことも興味深かったです。また、敵の裏をかく主人公も良かったです。対照的に、主人公の静かな日常も丁寧に描かれています。また、娼婦役の女優さんのチャーミングさも良かったです。ただ、筋が単純なわりに、映画全体が長い。見せ場の決戦までが、長い。途中で少々飽きてくるところもありました。また全体的に暗い雰囲気の映画です。面白かったですが、「もう一度見たい」というレベルでは、なかったです。