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プロデューサーとしての評価
ミスチル、マイラバのプロデューサーです
当時高校生だった自分はミスチルにはまり
その後に出てきたマイラバにもはまりました
その当時の青々しい思い出として客観的に見ても
この二つは素晴らしいと思います
ミスチルは桜井さんの作詞作曲云々より
プロデューサーとしての力量がいかんなく発揮されています
一つのパッケージとして一つの物語として
そのアレンジ能力なんですね
もし桜井バンドになってしまえば
多分売れなくなってしまうでしょう
女性を変えてそのたびに歌詞の内容も旋律も変わってくる
小林武史はその辺りを慎重に見抜いていたと思います
正直自分が大人になるにつれて
音楽家ではなく音楽屋であることを段々と
気づくのにつれて
距離が離れていきました
それからというものそれ以上の音楽は
洋楽の一部や昔の音楽ばかり
自分の青春時代は戻りません
あの当時はあの当時で
何もかもが初恋だったのですよ
出会うもの触れるものすべてが
正直自分の親も子供もシンパを感じないかもしれません
しかしネットのレビューを見ると
絶賛の声もありますし
今の変わり果てた音楽シーンは
肌に合わなくなってしまった
そんな折聞き返してみると
やはり一度捨ててしまった世界だけれども
自分の青春時代はまだ生きていました
今の若者に評価されるかはわかりませんが
思い出補正で僕には無二です