文学的な世界観、ヴィジュアル系バンド、シドの魅力について!
2003年にヴォーカルのマオを中心に結成。インディーズから、莫大な注目を浴びて、2008年10月にシングル「モノクロのキス」でメジャーデビューを果たす。その後、数多くのヒット曲を生み出す。
マオの甘い歌声と文学的な歌詞。アニメ『鋼の錬金術師』のエンディング曲に採用された『嘘』で、大きな注目を集めた。
2016年以降から、ソロ活動をしつつ、シドとしてのライブ公演もこなす。
結成15周年を迎えた2018年は、横浜アリーナで、アニバーサリーイヤーライブが行なわれた。さらに、同年4月に、2008年から2017年のアニメソングをまとめたベストアルバム『SIDAnime Best 2008-2017』を発表。2021年には、初の無観客配信ライブ『SID LIVE 2021〜結成記念日ライブ〜』が行なわれた。これからも、無観客ライブが主流になってくると予測する。
シドの魅力は、文学的な世界観だろう。それもそのはず、マオは歌詞に深みを増すために、日々、読書に明け暮れているらしい。それが文学的な世界を創り出すシドの世界観に繋がっているのだろう。聞いていて、シドの世界に酔いしれている。これからも、どんな音楽を創り出してくれるのか、とても楽しみだ。
またソロの曲にも注目したい。ソロでは、より深みが増していると思う。シドにも魅力はあるが、ソロには、さらにコアなファンを獲得しやすい深みがある。ぜひソロの曲も聞いてほしい。