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デート・ア・ライブについて
ジャンルは基本的なファンタジーラブコメ。
『空間振』と呼ばれる大災害に襲われる世界。その原因は『精霊』と呼ばれる生命体が出現する余波だった。主人公である五河士道がその精霊達をデートに誘ってしまった所からこの物語が始まる。この作品は、いわゆる『ギャルゲー』が基盤となっている為、ギャルゲーチックでラノベ的なキャラが次々と現れる。その中でも天然、ヤンデレ、百合、根暗、拘束といった個性豊かな一際目立つヒロイン達と主人公の前に現れていく。
更に、厨二チックな世界観でギャルゲーファンタジックな設定がどんどん描写されており、義理の妹が秘密組織の司令官だったり、クラスメイトの女の子が武装して現れたり、ファンタジーな武装の女の子が現れたりと、いかにもな設定がてんこ盛りとなっている。気がついてみれば、精霊に対する主人公の行動もギャルゲーの主人公にあるような行動が描写されている事が多い。
序盤は設定が色々と詰め込まれて窮屈だと感じるが、後からのヒロインとの絡みはデレさせるまでの過程が長ければ短いものまでまちまちである。それが笑い所なのだと思いたいが、人によってはもう少しだけ詳しく描写してほしいところではある。