世界はある日一変する
今回紹介したい作品は加藤和恵さん作の「青の祓魔師 リマスター版」という作品についてです。
あらすじになります。
主人公の奥村燐は双子の弟である奥村雪男と修道院で暮らしていた。二人に両親はいなかったが、修道院の仲間や神父の獅郎の元で幸せに暮らしていた。弟の雪男が名門校・正十字学園への進学を決めたのにもかかわらず、自分の進路が決まらずに焦っていた燐は面接に行ったバイト先で悪魔の存在に触れることになる。そこで、自分が魔神・サタンの息子であることを知り、それを機にどんどん燐の日常は壊されて、神父の獅郎さえも失ってしまう。現実を受け入れ、神父の仇を取るためにサタン討伐を掲げて祓魔師(エクソシスト)になるために修道院を離れる。しかし、待っていたのは実の弟である雪男がもうすで祓魔師であったという事実と正十字学園は全寮制の普通科高校であるのと同時に祓魔師を育成するための学校であったということ。そして雪男がそこで教師という立場だという衝撃の事実であった。戸惑いながらも燐は祓魔師を目指すクラスメイトや教師などと力を合わせ一人前の祓魔師になるべく学んでゆく。
という物語になります。この作品はまず自分が日常だと思っていた世界が突然終わるというところから始まります。普通だと思っていた幸せや人々を失うことにより、初めて自分がどんなに恵まれており周りに支えられてきたかを主人公が知るのです。急に今いる世界がすべて変わったとしたらあなたならどうしますか?自分に置き換えてみてこの作品を一度読んでみてはいかかでしょうか。