20年以上かけた壮大な伏線回収
ワンピースは連載25周年を迎え現在連載中のワノ国編がファンの間で話題となっている。
ワンピースとは主人公麦わらのルフィが大海賊時代に仲間と共にひとつなぎの大秘宝ワンピースを目指し海賊王になる過程を描く少年漫画である。
当時は駆け出しの海賊だったルフィも、今や一挙手一投足を世界が注目する大海賊へと成長しており、仲間も順調に増え、懸賞金も10億を超えるまでになった。さまざまな出会い、別れを繰り返し突き進んできたが今回ついに海の皇帝、4皇カイドウ、ビッグマムと決死の死闘を繰り広げる。4皇の一角を落とすために結成されたルフィ、ローの海賊同盟をはじめ、キッド、ドレイク、アプー、ホーキンスといったルーキーたちもカイドウがのさばるワノ国、鬼ヶ島に終結する。
ワンピースの全物語を通しても一つの大きな山となる今回のワノ国編は役者もさることながら、ワノ国が抱える怨念のかきっぷりも見事で、尾田先生本人も最も描きたかったシリーズと仰っている。
ルフィ率いるサムライたちは、亡き主人おでんの仇を果たすことができ見事開国できるのか、目が離せない。
尾田先生が25年に亘って仕掛けられた怒涛の伏線回収に予想家も頭を悩ます。まだ間に合うので読んでいない方は是非手に取ってください。