マカロニえんぴつ / マカえん

マカロニえんぴつとは、ボーカル・ギターのはっとりを中心として結成された、4人組の日本のロックバンドである。メンバー全員が洗足学園音楽大学出身。愛称は「マカえん」。自身の音楽を「マカロック」、ファンを「マカロッカー」と呼ぶ。
「失恋」「将来への不安」など若者の日常を捉えた歌詞が、キャッチ―かつ唯一無二のメロディに乗り、高音で伸びの良いはっとりの歌声で放たれる。10~20代の年齢層から莫大な支持を得ている。テレビ番組やCM、映画などのタイアップ多数。
代表曲に「なんでもないよ、」、「レモンパイ」(TBS系『王様のブランチ』エンディングテーマ)、「ブルーベリーナイツ」(日本テレビ系『バゲット』エンディングテーマ)、「生きるをする」(アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』オープニングテーマ)、「はしりがき」(映画『クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』主題歌)など。
2021年、日本レコード大賞最優秀新人賞受賞。

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マカロニえんぴつ / マカえん
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マカロニえんぴつの魅力とは

「ブルーベリー・ナイツ」や「恋人ごっこ」が代表作として挙げられるマカロニえんぴつ。なぜ、ここまで支持されているのでしょうか。
その魅力を「歌詞」と「音楽性」の2つの観点からご紹介します。
1.はっとりさんの文才溢れる歌詞
マカロニえんぴつは、ボーカルのはっとりさんが作詞を担当しています。彼は自他共に認める文学者で、センス溢れる言葉遊びが魅力的です。
個人的に感動した曲は、「メレンゲ」です。この曲のラストフレーズで、「メレンゲの冬の唄」とあります。
メレンゲは、卵白で作りますよね?つまり、メレンゲには「黄身」が無いのです。
メレンゲの冬の唄→黄身がいない冬の唄→「君」がいない冬の唄。最初は意味がわからなかったのですが、気づいた瞬間に鳥肌が立ちました。
マカロニえんぴつの歌詞には、はっとりさんの文才が至る所に散りばめられています。皆さんも「もしかして、こういう意味があるのかも!」と考えながら曲を楽しんでみてください。
2.多種多様かつ完成度の高い音楽
マカロニえんぴつのメンバーは、それぞれ得意とする音楽のジャンルがばらばらです。ですので、音楽の幅が広く、タイプの異なる曲をたくさん楽しめるのも魅力的です。
実際に聴いてみると、「レモンパイ」はキュートなイメージ、「春の嵐」は静かで壮大。「Mr.ウォーター」は不思議なメロディーなど、全然違った曲調のものが多いです。また、彼らは音大出身で、メンバー全員が作曲できるのも大きな強みです。
ジャンルの幅が広く、高レベルな音楽が揃っているので、きっと自分好みの曲が見つかるはずです。
以上が、マカロニえんぴつの魅力でした。ぜひ、彼らの音楽をたくさん聴いて、自分の一押しの曲を探してみてください。