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ラッパー【slowthai(スロウタイ)】の特徴とは?
イギリス出身のラッパー、slowthai。
2019年には、BBCのSound of 2019にて4位に選出。同年5月には、アルバム『Nothing Great About Britain』をリリースし、全英チャート9位に選ばれ、マーキュリー賞にノミネート。
彼の音楽性としてジャンルはヒップホップに分類されるが、曲中ではしばし荒々しいポストパンクロック的要素を含んでおり、70年代を思わせるイギリスのパンクムーブメントを思わせるようなサウンドが特徴的。slowthaiの独特なキャラクターとファッション、労働階級者として育った彼が放つリアルな国の歴史や政治についてのリリックは、ラッパーとしてイギリス国内問わず世界中から高い評価を受けている。またMusic Videoの制作にも強いこだわりが見える。音楽性のみに囚われず、アーティストとして作品を作り上げていく様子が彼の作品を見ていると感じることができる。
そしてデビューしてから間もないにも関わらず、ASAP Rocky、James Blake、Denzel Curry、Skepta、Mura Masa、などの数多くの豪華アーティストとコラボし楽曲を発表するなど、圧倒的な活躍を見せ続けるSlowthaiから今後も目が離せない!