My Little Lover / マイ・リトル・ラバー

My Little Lover / マイ・リトル・ラバー

My Little Lover(マイ・リトル・ラバー)とは、日本の音楽ユニットである。1995年、akko(あっこ)と藤井謙二(ふじい けんじ)の2名でデビュー。小林武史(こばやしたけし)がプロデュースを行っていた。同年にリリースした『Hello, Again 〜昔からある場所〜』が180万枚を超える大ヒットを記録。その後発売した1stアルバム『evergreen』は200万枚以上を売り上げた。この頃に小林が正式メンバーとして加入し、3人体制となった。翌年、akkoと小林が結婚を発表し、妊娠していることが判明したため、活動を休止。2002年に藤井が脱退し、2人体制に。さらに2006年には小林も脱退し、akkoのソロプロジェクトに変更となった。2008年には、akkoと小林の離婚が発表された。2010年は、デビュー15周年を記念し、愛知、大阪、東京でツアーを行った。2016年には、デビュー20周年を記念し「My Little Lover 20th ANNIVERSARY LIVE 〜acoakko & evergreen〜」を開催した。

3q45km199のレビュー・評価・感想

My Little Lover / マイ・リトル・ラバー
9

『Hello,again』だけじゃない、マイラバの魅力!!

『Hello,again~昔からある場所~』と言えば、言わずと知れた名曲。
1995年に180万枚以上を売り上げたマイラバの代表曲なので、その世代なら知らぬ者はいないでしょう。
ですが、マイラバの名曲はその曲だけではないのです。
『ALICE 』『DESTINY』『音のない世界』パッと思い付くだけでも、これだけの名曲があります。
マイラバの魅力はなんと言ってもAKKOのキュートな歌声。
いくつになっても変わらぬ、聴くものを虜にし、そして聴いただけでマイラバだと瞬時にわかる特徴的な声。
この声が全ての楽曲をより魅力的に輝かせていると言っても過言ではありません。
『shuffle 』のようなアップテンポな曲は跳び跳ねるように歌い、『Yes~free flower~』のように陰がある曲は物憂げな声で歌い上げています。
楽曲の持つ世界観を実に上手に声色で表現をしています。
2006年からAKKOのソロプロジェクトとして活動しているので、それ以前が小林武史プロデュース、それ以降がいろんな方から楽曲を提供されてということになります。
ですが、それでもマイラバに対する印象というものはほとんど変わりません。
AKKOという唯一無二のボーカルを軸に、常に変わらず『マイラバ』を歌い続けています。
全盛期をデビューした1995年とするならば、歌手としてのピークは過ぎているとは思います。
しかし、それから作り続けた、歌い続けた楽曲の数々は、時代の経過とともに劣化するようなものではなく、今なおそれぞれで魅力を放っています。
今こそマイラバをまたあの頃のように聴いてみませんか?