G-FREAK FACTORY

Aniseのレビュー・評価・感想

レビューを書く
G-FREAK FACTORY
10

オールドルーキー

1997年地元群馬県で結成の4ピースバンド。活動停止期間やメンバーチェンジを乗り越え、レゲエを取り入れたロックサウンド「DREAD.ROCK」を確立し、活動再開。自らを「群馬のオールドルーキー」と名乗り活勢力的に活動中。
10-FEET TAKUMAが「もっとも敬愛するバンド。」と称するように他のバンドとの繋がりも深く、多大な評価、支持を受けている。2012年に自身主催のロックフェスイベント「GUNMA ROCK FESTIVEL 2012」を開催しソールドアウト。
2016年からは「山人音楽祭」と名前を変え、群馬だけに留まらず日本有数の人気ロックフェスへと成長させている。
唯一無二とはこの様な事なのでしょう、その楽曲は幅広く、レゲエ調だけに捉われず聴くものを選ばないポップなもの、ダイブ&モッシュを巻き起こす疾走感のあるロックナンバーから合唱コンクール等で歌われても遜色のないような壮大なメロウミュージック調のものまでと、多彩なサウンドを取り込み多くの年齢層からの支持を集め、各地のロックフェスやライブハウスを席巻している生粋のライブバンドである。
ロックバンドと聞けば近寄り堅いイメージを持つ方も多いだろうが、その激しいライブとは裏腹にメンバーからは険のあるような印象は一切感じられない。
時にはステージから降り観客の上で歌うという一見荒々しいパフォーマンスを見せるvo.茂木だが、その姿からはまるで悪意を感じられず、むしろ温かく神々しささえ感じられる。
その人間性は必然的に彼等の創り出す詩に、曲に反映されており、ライブで涙を流す人を見なかった事は一度足りともない。
G-FREAK FACTORYと言うバンドに興味を持ち、このレビューを読んでいるあなたは、必ず彼らの持つ魅力に引き込まれ、生涯胸に刺さる曲に出会うであろう事を、私は確信している。