ただのアクション映画ではない
単純に映画のジャンルをくくればカーアクション映画といえるのだが、
車好きにはたまらない旧車が出てきたり、日本車も多く出てくる。日本で人気なのはそういった要因もある。
しかし、この映画が11作目の作成も予定されているほど人気なのはただのカーアクション映画というだけではくくれないものがある他ならない。
というのも、作中には聞いたことがあるpopミュージックから、おなかに響くようなまるでエンジン音を思わせる重低音を響かせる音楽もあり。
更には切ない感情を湧きたてる音楽もありと、アクション映画と音楽も併せて楽しめるのがここまで作品が続いている一つの要因なのでしょう。
更には役者人が充実しているのも見ている側としては楽しめる。
初期から出ているメンバーは大きくは変更はないが、途中から登場している俳優は格闘技の選手だったりモデルだったり男女問わず「あ、あの人」と知っている人もいれば、ぱっと見では3枚目に見えるような俳優もこの作品では2枚目に見えてしまうようなかっこよさがある。
主人公の一人ポールウォーカーは交通事故で亡くなってしまったのだが、兄弟が彼の役を演じ、2015年に上映されたワイルドスピードスカイミッションの最後ではW主演のヴィンディーゼルと別々の道を歩むところが描かれているのだが、1作目のシーンと重なるところがありファンの涙を誘う作品にもなっている。
そこで流れる劇中歌はヒットもしているので聞きながらこのシーンを思い出すファンも多い人気シーンにもなっている。
この作品は「車」「家族愛」「友情」そして「音楽」と楽しむ要素がたくさんありすぎるが故1回見ただけでは足りず、映画館での臨場感や迫力を楽しみたいから何度も足を運んでしまう作品となっている