シンプルであるが故にカッコいいバンド!
「アジカン」の愛称で知られている、ASIAN KUNG-FU GENERATION。アニメでは「NARUTO」や「鋼の錬金術師」などの名作のオープニングも手掛けています。
楽器歴の浅さを逆手にとり、楽曲のシンプルさとカッコよさを極限にまで突き詰めた結果、最強にカッコよくなってしまった最強のバンドです。ゴッチの低音から感じられる男性らしさと、歌詞の幻想的な部分がキレイに混ざり合って、歌を聞いても良し、歌詞を読んでも良しのバンドです。
ボーカルのゴッチこと後藤正文さんの歌い方の特徴でもあるのですが、高い音をそれほど使用しない、という点があります。アジカンのバンドとしてのポイントではありませんが、そういった特徴によって男性からは「カラオケで歌いやすい」という感想も多く上がり、聞くだけでなく歌う人たちからも支持されていることも事実です。
前述したNARUTOの「遥か彼方」や鋼の錬金術師の「リライト」と、映画「ソラニン」と同名の主題歌である「ソラニン」等がアジカンを代表する名曲で、1枚目のベストアルバムである「BEST HIT AKG」にはこれら3曲も含めてアジカンの名曲がほぼ全て収録されています。アルバムの中の1曲「ループ&ループ」は、アジカンの各メンバーの子供時代に似せた子役の子たちとメンバーが8人全員でPVに出演し、各メンバーの子供時代を彷彿とさせるような遊び心のあるPVになっていて、お勧めの一曲です。