魅力がたくさん詰まったいろんな角度から心にグッとくる作品です。
主人公“モンキー・D・ルフィ”という1人の少年がおりなす壮大な冒険劇。
「ONE PIECE(ワンピース)」は、1997年に少年ジャンプにて連載が始まり約20年以上続いている作品です。
本作は、海賊が出てくる物語です。海賊というと怖いイメージがありますが、この物語は冒頭でも触れた“モンキー・D・ルフィ”という1人の少年が主人公です。少年ルフィは幼い頃に海賊に憧れ、海賊王になるという夢を持ち海にでます。その行く先々で出会う仲間達と世界中を冒険するというストーリーです。
この物語には4つの魅力があります。
1つ目は、主人公だけでなく出てくるキャラクターが主人公のようになれるところです。
物語の主人公はルフィという少年ですが、話が進んでいくと様々なキャラクターが出てきますが、出てくるキャラクター1人1人にそれぞれの人生模様があり主人公のように見ることができます。
2つ目は、伏線が張り巡らされたストーリーや適度なギャグセンスです。
作品を読み進めていくと、過去に出てきたワードとリンクしてくる部分やあの時のあの人が…というように過去の作品で何気なく出てきたものや謎めいた部分が明らかになります。
その時は特に気にしていないワードでも忘れた頃に出てくると感動に似たような驚きがありとても面白いです。内容は真面目な部分、感動する部分もありますが、ギャグ要素も含まれるところもありとても楽しくみられる作品です。
3つ目は、夢や目標に立ち向かう姿勢についてです。
目標に向かって頑張っていても道半ばにして途中で挫折してしまうこともあると思います。
そんな中、主人公ルフィはどんな壁があろうとも、自身の夢に向かい真っ直ぐに突き進んでいきます。
夢や目標に真っ直ぐに向かっていく姿は、現実を生きる自分たちにも重ねることができます。例えば、大きな夢を見つけたり、ちょっとした目標を持ったり、それぞれの“夢”に向かって立ち向かう姿勢を教えてくれる人生の教科書のような作品です。
最後は、全世界にファンがいるところです。
「ONE PIECE(ワンピース)」は全世界中で愛されている作品です。
作品を通して世界中の人と共感ができるというのは素敵なコミュニケーションツールの1つになります。
多くの人から愛される「ONE PIECE(ワンピース)」をぜひ一度騙されたと思って読んでみてください。