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簡単には変えられない未来のために頑張る姿に目が離せません
中学時代の恋人ヒナが
東京卍會の抗争に巻き込まれて亡くなったことを知ったフリーターのタケミチは、
12年前の中学時代にタイムリープし、
ヒナが生きている未来に変えるために過去で奮闘する物語です。
不良とタイムリープ、面白い要素が2つ詰まっていますが、
それだけではなく、過去の問題を何度解決しても未来は思うように
変わらない部分に毎回ハラハラさせられます。
1つの問題を解決しても、それが逆効果だったり、まったく意味をなしてなかったり。
弱いタケミチが仲間やヒナのために
強い相手に思いっきり立ち向かう姿は応援したくなります。
東京卍會の総長であるマイキーは、天然でかわいい部分もありながら
喧嘩が強く仲間思いで、メンバーを仕切っている場面は迫力があります。
中学時代のマイキーを見ていると、現代でヒナのような一般人を
巻き込んだ抗争を起こすようにはまったく見えません。
ヒナが生きているかだけでなく、マイキーが未来でどう変わるのかも見どころです。
その他の東京卍會のメンバーであるドラケンや三ツ谷、千冬などのキャラクターも
それぞれ個性的でかっこよく、魅力的です。
涙なしでは見れないシーンも多く、次こそは救われてほしいと固唾をのんで
見ているとあっという間に1話が終わってしまいます。