天才天文学者スティーヴン・ホーキングの青春の日々と恋の顛末を描いた佳作!
『博士と彼女のセオリー』は2014年に公開された伝記ロマン劇映画で、監督はジェームズ・マーシュ。
ケンブリッジ大学を舞台にした本作は、理論物理学者スティーヴン・ホーキングの生涯を細かく描いています。
ジェーン・ホーキングが2007年に著した回顧録『無限の宇宙 ホーキング博士とわたしの旅』をベースにアンソニー・マッカーテンが脚本を書きました。
ジェーン・ホーキングの回顧録は、彼女の元夫のスティーヴン・ホーキングとの関係、彼の患った筋萎縮性側索硬化症、物理学の分野での成功を扱っています。
ケンブリッジ大学において、天体物理学の学生スティーヴン・ホーキングは文学の学生ジェイン・ワイルドと恋に陥ります。
スティーヴンは数学と物理学に秀でていましたが、彼の友人や教授たちはスティーヴンが論文のテーマを見つけられないことを気にかけていました。
スティーヴンと教授のデニス・シャーマがブラックホールの講義に出席した後で、スティーヴンはブラックホールが宇宙の創成の一部であるかもしれないと思って、ブラックホールについて博士論文を書く決意をします…
映画の出演はエディー・レッドメイン、フェリシティ・ジョーンズ、チャーリー・コックス、 エミリー・ワトソン、サイモン・マクバーニー、クリスチャン・マッケイ。
ハリー・ロイドとデヴィッド・シューリスが助演を務めています。
2014年9月にトロント国際映画祭で先行公開され、翌年の1月に英国での先行公開がなされました。
映画は肯定的な評価をされており、映画音楽、撮影、ジョーンズととりわけレッドメインの演技が賞賛されました。
本作品は、アカデミー賞へのノミネートも含めた多くの賞で取り上げられています。