こんな本があっていいのか!
「ONE PIECE」
海賊がテーマのストーリーで戦闘、友情、愛情など様々なテーマを含み、多くのキャラクターから繰り広げられる大冒険の話。
主人公はルフィという17歳の少年でそのルフィが小さな村から旅立つところからスタートする。
旅を続けていく中で様々な仲間と出会い、別れを繰り返していくなかでルフィは成長し、また仲間も成長していく。
そんな仲間たちと「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指す物語である。
作中に登場する「悪魔の実」と呼ばれる果実には様々な能力が秘められており、ひとくち口にするとその能力を得られるかわりに海に嫌われ、カナヅチになってしまうというなんとも恐ろしい果実が出てくる。
この「悪魔の実」の種類がとても多く、それを見ているだけでもとても面白い。
また「ONE PIECE」という漫画は海賊をテーマにしたストーリーなので戦闘シーンばっかり描かれているかと言われたらそうでもなく、感動シーン、笑えるシーンなど老若男女、誰にでも受け入れられる作品ではないかと思う。
その中で作者の尾田栄一郎さんのストーリーの伏線は凄まじく、「このセリフの意味ってこうだったのか!!」、「このシーンってこうゆう意味だったのか!!」など伏線が張り巡らされており、ひとコマひとコマじっくり見ていく楽しみがある。
よく、これを知らないと人生の半分損してると言われることがあると思うが「ONE PIECE」はそれに該当するもっともな代表格ではないかなと思っている。