【ネタバレ有】漫画『ケンガンアシュラ』をオススメする理由3選
さて、皆さん突然ですが格闘漫画「ケンガンアシュラ」をご存じですか?
ケンガンアシュラは2012年4月18日から『裏サンデー』(小学館)で連載を開始。
2018年8月に連載が終了。全27巻が刊行され、2019年にはアニメ化もされた人気の格闘漫画です。
ですが、このケンガンアシュラ、ただの格闘漫画ではありません。
読んだ後にはなんとも言えない心の炎が身体を熱くし、何か行動を起こさざるを得ない感情が働きます。
今回はそんなケンガンアシュラについて
オススメする理由を3つご紹介したいと思います。
以下、ネタバレが含まれますのでご注意ください。
魅力① 純粋な漫画の展開としての面白さ
本作のストーリーを簡単に説明すると、
企業が雇ったファイターがトーナメントで戦う
というお話です。
非常にシンプルでありながら、
各キャラクターの個性が非常に際立っているのが特徴です。
魅力② 格闘技をやっている人間からすると細かいディティールが参考になる
私はこれまで数多くの格闘技漫画を読んできましたし、実際趣味で総合格闘技をやっています。
しかしながら、大人になってからは再現性のない動きは真似ても意味がないと知ってしまいます。
そんな中、このケンガンアシュラは実現不可能なめちゃくちゃな技も多いものの、
格闘技の下地としてはしっかりしており、パンチやキックの応酬だけでなく、しっかりグラウンドの攻防も描かれています。
とてもリアルな攻防がそこに描かれています。
こうしたリアル描写も魅力の一つです。
魅力③ 主人公が死にます
読むと分かるのですが、本作は誰もが最後、”死闘の末主人公が勝ち残りハッピーエンドで終わる”ものと思ってしまいます。王道の漫画は大概そうです。
ですが、本作の主人公は最終的に仕合に負けるだけでなく、そのまま死にます。
こうした無情な最後もこの作品が印象深い特徴であります。
ここまで見所の多い格闘漫画そうそうありません。
是非読んでみて下さい。