NARUTOについて
今回私が紹介するのは、岸本斉史先生による漫画作品の『NARUTO』です。この作品は、1999年から2014年まで週刊少年ジャンプにて連載されており、単行本は全72巻となっています。2002年にはアニメも放送され、2007年からは『NARUTO 疾風伝』に名前を変え、2017に長い物語に幕を下ろしました。
この物語は、ある事件により体内に九尾の妖狐を封印されてしまった落ちこぼれ忍者のナルトが火影を目指していく物語です。火影を目指す道の中には、恩師との出会い、仲間達との出会い、修行の旅、など良いことだけではなく、様々な困難が待ち受けています。そんな環境の中で仲間たちと成長していく姿には目が離せません。
この作品は当然、ナルトが成長していく物語ですが、他の登場人物にも多くの魅力があります。悪役にもなぜ悪の道に進んでしまったのかというバックグランドがしっかりとあったりと、ただの悪役で終わらせないのもNARUTOの魅力の一つです。
ここで一つ、私が好きなナルトの名言を紹介させてください。「オレが知りてーのは楽な道のりじゃねェ 険しい道の歩き方だ」です。このセリフは、作品が終盤に差し掛かった頃の敵にナルトが言うセリフです。このセリフに私は辛い時、背中を押されました。NARUTOは至る所に名言が散りばめられており、そのどれもが胸に刺さり考えさせてくれます。NARUTOを読む前と読んだ後では、どこか違う自分に出会えることでしょう。ぜひ、騙されたと思ってみてみてください。気づいた頃にはあなたも、NARUTOの大ファンになっているはずです。