トリコ(漫画)

nnsnsmht4のレビュー・評価・感想

レビューを書く
トリコ(漫画)
7

グルメバトルの世界観が面白い!

世界はグルメ時代と呼ばれ、美食ブーム。世界中の色々な物が食材であり、世界中に未知の食材がまだまだ溢れている。
ホテルグルメの料理長・小松はガララワニの捕獲を依頼するため、美食屋・トリコを訪ねる。
美食屋は、未知の食材を探求し人生のフルコースを作成するのことが夢であり、トリコもその1人である。
ガララワニの捕獲の旅に、小松も同行し、トリコの食材への向き合い方などに感動する。
それ以降、小松はトリコやトリコの美食屋仲間たちの狩りに同行するようになる。
世界中の食材の独占を狙う組織・美食會(ライバル組織)がトリコや小松に襲い掛かり、食材の捕獲を巡って戦いとなる。
そして、かつて戦争を止めたとされる伝説の食材「GOD」の復活をきっかけに再び戦争が起きようとしている。
見どころは、食材が現実世界にあって欲しいと思うほど美味しそうに描かれており、全て食材という設定が面白い。
作者は「世紀末リーダー伝たけし!」を代表作に持つ、島袋光年先生。島袋先生の細部へのこだわりも感じられて本当におすすめ。
王道のバトル漫画で、次々に強くなる敵や食材と戦っていき、トリコたちも強くなっていく。
ドラゴンボールのような展開をイメージするとわかりやすい。
登場するキャラが使用する技は、食事に関係する技名や所作が多いが、個人的には、その命名センスがとても面白いと思う。