ムカデ人間 / The Human Centipede (First Sequence)

ムカデ人間 / The Human Centipede (First Sequence)

『ムカデ人間』とは2011年に公開されたオランダのホラー映画。過激で奇想天外、下劣な内容により日本ではDVDのみの予定だったがネットの口コミで話題となり、本国でも劇場公開できることになった。全部で3作あるうちの1作目である。シャム双生児の分離手術の名医であったヨーゼフ・ハイター博士はある密かな願望を抱いていた。今までやってきた分離手術とは反対に、人同士の口と肛門を繋げ「ムカデ人間」を作りたいということ。ある日タイヤがパンクし助けを求めてきた女性二人とその後捕らえた男性を使い「ムカデ人間」を作る。

vickyq9のレビュー・評価・感想

ムカデ人間 / The Human Centipede (First Sequence)
7

よく3までもったな

肛門と口をつなげる、という怪奇映画の第三弾です。
今度は500人をつなげるというのですから、常軌を逸してます。なんて話だと思うのですが、1.2を見てきた人間としては3も見てしまいました。500人もの人が繋げられた描写は圧巻でした。1のときは1人が食べれば後の2人にも栄養が…みたいな話でしたが。500もいたんじゃ、なんの意味もない気がします。口と肛門を繋げば面白いんじゃないかって発想だけで、よく3も持ったなと思います。
1.2に出ていた役者がまた出ていて、やっぱりムカデ人間は彼らでなくてはと思いました。役は変われど癖のある2人に、この2人の役者はすごいなと、改めて感じました。

話はほんとぶっ飛んでいて、医療費が増大となった刑務所が経費削減のために、囚人をつなげることを思いつく、という話です。全く解決になってるとは思えません。中の人も最初は狂ってると言ってました。でも、それがムカデ人間です。
グロ描写も多く、ムカデファンを喜ばせていました。でも、一体どうしてこういう発想になったのでしょうか?それは誰にも分かりませんが、こういう映画があってもいいと思います。不快さ満点で、1.2以上に楽しめること間違いなしです。グロ耐性がある人なら見てほしいです。