セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC

セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC

『セックス・アンド・ザ・シティ』とは、1998年から2004年にかけてアメリカで放送された恋愛コメディドラマ。全6シーズンで構成されている。ニューヨークに住む自立した4人の女性の友情、仕事、恋愛、セックスのリアルを覗くドラマ。女性の社会進出が一般的では無かった時代に男性と同等の収入を得て、最高の友人を持つ女性でも恋愛を通して失敗する様子は多くの女性の共感を得て支持された。その人気から映画が2本公開され、続編のドラマが放送された。

ririri774のレビュー・評価・感想

セックス・アンド・ザ・シティ / Sex and the City / SATC
7

大都市女性の奔放な性生活を赤裸々に描き出した問題作『セックス・アンド・ザ・シティ』

『セックス・アンド・ザ・シティ』は2008年に公開された米国のロマンチックコメディ映画で、監督はマイケル・パトリック・キングで、彼の劇映画監督デビュー作となりました。本作は1998年から2004年までの4シーズンのテレビシリーズの続編であり、キャリー・ブラッドショー(サラ・ジェシカ・パーカー)、サマンサ・ジョーンズ(キム・キャトラル)、シャルロット・ヨーク(クリスティン・デイヴィス)、とミランダ・ホッブス(シンシア・ニクソン)とニューヨーク在住の女性たちとしての彼女たちの生活が描かれています。
2008年に世界先行公開と米英での同時公開が行われました。批評家の受け止め方はさまざまでしたが、興行的には大成功を収めており、製作予算6500万ドルに対して4億1500万ドルの収益をあげました。
この映画の続編の『セックス・アンド・ザ・シティ2』がその2年後に公開されて興行的には成功しましたが、批評家たちからは酷評されています。さらにその6年後に第3作目の製作が告知されましたが翌年には立ち消えになりました。
『セックス・アンド・ザ・シティ』は「映画の大画面に移しかえられているが、物語のファンにスリルを味わわせ続ける」と映画批評サイト「ロッテントマト」は評しています。『ロサンゼルスタイムズ』紙は「映画は重苦しい問題をお上品に取り扱っているが、とても面白い」との好意的な評価を掲載しました。