90年代カルチャーが満載のゾンビゲーム
これはPS4のゲームで、フリーカーと呼ばれる、いわゆるゾンビが溢れるポストアポカリプスのものの作品です。
世界観はオープンワールドの作品ではありますが、自由度はあまり高くなく、特定のストーリーを始めると終わらせるまで後戻り出来ないなど結構かっちりとした作りになっています。
またゾンビ物ではあるものの、武器で大量のゾンビを爽快に撃ちまくる系のデザインではなく、基本的には気付かれないように近づきながら安全に敵を殺していくというステルスゲームの要素が強めの設計なので、バイオハザードなど大量虐殺の爽快感をイメージしてしまうような方は注意が必要です。
ゲームを進めていく中で驚いたのは、ストーリーを進めていく中で移動時に使うバイクの燃料や、銃の弾薬やHPの回復などの管理がとてもシビアだったことです。しっかり管理しないといけないためなかなか思い切った行動はできないのですが、個人的にはかえってそれがリアルなサバイバル感を演出していてやりこみ要素になっていると感じました。
ストーリーに関しても序盤は少し退屈めなのですが、中盤以降の展開がかなり熱く一気に面白くなるので、ゲームデザインにストレスを感じない方なら序盤で切らずに安心して進めていってもらえるといいかと思います。