ファイアーエムブレム 風花雪月 / Fire Emblem: Three Houses

ファイアーエムブレム 風花雪月 / Fire Emblem: Three Houses

『ファイアーエムブレム 風花雪月』とは、「インテリジェントシステムズ」と「コーエーテクモゲームス」が開発したシミュレーションRPG。ファイアーエムブレムシリーズの1つで、2019年に発売された。様々な人の思惑が交差する混迷の大地・フォドラを救う為、傭兵上がりの教師である主人公が仲間達と共に立ち上がる。自らの選択が物語に大きな影響を与える他、登場人物の成長や葛藤を描く人間ドラマと見所満載。日本ゲーム大賞2020では優秀賞を受賞するなど、世間的な評価は高い。

takesi33y2のレビュー・評価・感想

ファイアーエムブレム 風花雪月 / Fire Emblem: Three Houses
9

これまでのファイアーエムブレムシリーズをプレイした事が無い方にもオススメです

まず初めに驚いたのは、圧倒的なボリュームです。
全編を大きく分けて1部と2部がありますが、1部だけでもすごいボリュームです。
プレイヤーは先生として3つのクラスから1つを選択しますが、選ぶクラスによってストーリーもガラッと変わるので3~4周してはじめて全てのお話がわかります。

しかしただ単に長いだけではありません、ストーリーの内容もとても濃いです。
3ヶ国が関わる壮大なストーリーには歴史学者の方が制作に関わられているようで、国と国の関係、学院に所属する生徒たちの出自や家族関係などとても緻密につくられています。

バトルシーンはコマンド入力のターン制です。感覚としては詰将棋のような感じです。
難易度はいつでも変えられるのでこの戦闘スタイルが苦手な方でも楽しめるかと思います。
また1クラスの人数も多いので、飽きてしまうかと思われるかもしれませんが、生徒たちの使う武器や役職もすべて自分で変更でき、戦闘の中で技を習得していくので個人的には全く飽きずに楽しめました。

そして全編フルボイスです。
メインストーリーはもちろんのこと、学院内でのちょっとした会話からいわゆるモブキャラまでボイスがあるので、より強く風花雪月の世界に没入出来ました。

筆者はこの風花雪月が初めてのファイアーエムブレムシリーズのプレイでしたが、とても楽しめました。
これまでのシリーズ作品との繋がりも無いので、同じようにシリーズ未経験の方にも自信を持っておすすめします。