恋は雨上がりのように / 恋雨 / Koi wa Ameagari no You ni

恋は雨上がりのように / 恋雨 / Koi wa Ameagari no You ni

『恋は雨上がりのように』とは、眉月じゅんによる漫画作品。WIT STUDIO制作、ノイタミナ枠でアニメ化された。クールな女子高生・橘あきらはケガにより陸上競技を諦めた。気を落としていたあきらは、偶然入ったファミレスで優しく声をかけてくれる近藤正己と出会い、恋に落ちる。17歳の少女と45歳のおじさんの恋愛を描いた作品。2018年には実写映画化もされた。

kusanoto13p3のレビュー・評価・感想

恋は雨上がりのように / 恋雨 / Koi wa Ameagari no You ni
8

恋愛に発展しないのがいい

観る前は「高校生がおじさんに恋をする話ってちょっとなあ」と思っていましたが、それがメインって感じではなく、面白かったです。いろいろ悩む年ごろだし、そのときにいい人に出会て良かったねって思いました。私は原作を読んだことはないのですが、これは売れるかもしれないと感じました。とっても爽やかな作品です。これが変に恋愛に発展したりしたら、やっぱり抵抗感があったと思います。でもだからといって、あきらの思いが勘違いだったとかそういうこともなく、人として尊敬してその結果好きになっちゃったんだろうなぁと思いました。告白のシーンとかドキドキでした。店長のちょっと気弱な感じとかよかったです。でも実は芯はしっかりしているというか、高校生に告られて、へらへらしたり本気にしなかったりするのではなく、戸惑いながらもきちんと断れるところがいいです。そして、大人として若者の背中を押してあげれるという…。そういうところにあきらは惚れたのかもしれません。キャストの大泉洋さんと小松奈々さんが妙にしっくりしていました。もっとかっこいい人を使った方が少女漫画チックになったかもだけど、大泉洋さんだとリアル感が増し、スッと世界に入り込めました。