ドニー・ダーコ / Donnie Darko

ドニー・ダーコ / Donnie Darko

『ドニー・ダーコ(Donnie Darko)』とは、2001年にアメリカで公開されたSF映画である。監督・脚本はリチャード・ケリー。主人公は精神不安定な高校生のドニー・ダーコ。ある日奇妙な声に導かれ、銀色のウサギから世界の終わりを告げられる。それ以降、ドニーの周りでは不可解な事件・事故が相次ぐようになる。

1ptkmyokoのレビュー・評価・感想

ドニー・ダーコ / Donnie Darko
7

よくわからないけど、魅力的

よくわからない映画です。でも、一つ一つの場面がなんか魅力的で、ハマっちゃう人がいるのがわかる映画でした。ドニーはすごくいい子で、いじめられてる太ってる子にも変に優しすぎるってこともなくそれでもかばえる人だし、先生とかにも好かれたりしていて、なんか魅力的な少年だなって思います。あと、自己啓発セミナー野郎をやっつけるところとかすごくスカっとしました。あのときの自己啓発野郎の顔がたまりません。
また、音楽も妙な音楽で聴いていてわさわさします。MADworldはアレンジが入ってるのかな?なんかすごくゆっくりで奇妙な感じに聞こえました。うさぎがなんなのか、なんでドニーが未来を知らされたのかとか、そういうところも説明はあまりなく、なんなのかわかりません。でも、自分を犠牲にして女の子を救おうってのがいかにも思春期の好きな子が世界の中心の男の子らしいし、その後の展開も切なくてよかったです。
ジェイク・ギレンホール見たさで見た映画ですが、彼がすごく若いころの作品で、といっても映画の設定よりは年上だったとは思うけど、ちゃんと高校生っぽくて、すごく若くてかっこよかったです。変にかっこよすぎず、洗練されすぎておらず、クラスカーストの上っぽくないところがこの役に合っていたと思います。