デッドマン・ワンダーランド

デッドマン・ワンダーランド

『デッドマン・ワンダーランド』とは、片岡人生と近藤一馬による監獄サバイバルアクション漫画である。2007年から漫画雑誌『月刊少年エース』で連載された。大震災から逃れて長野で暮らす中学生・五十嵐丸太は、ある日「赤い男」の出現により無実の罪を着せられ「デッドマン・ワンダーランド」と呼ばれる民間刑務所へ送られてしまう。2011年からはテレビアニメ版も放送された。

soosux0のレビュー・評価・感想

デッドマン・ワンダーランド
8

グロカッコイイ!な世界観

人はバタバタと死に、血はバシバシ流れるという、まさに「グロ系深夜アニメ!」という感じの作品です。原作はグロシーンも全て丸見えですが、アニメはもちろん規制が掛かっております。それでも目を覆いたくなるようなシーンが多数ありますので、グロ耐性のない方へのおすすめは避けたほうがいいと思います。
クラスメイトを全員惨殺したという無実の罪で主人公・ガンタは、めちゃくちゃなルールが横行している刑務所「デッドマン・ワンダーランド」へと収監されてしまいます。
しかし実はデッドマン・ワンダーランド内は、罪の枝と呼ばれる異能力を使える者たちが集められている場所で、ガンタは未熟ながらも罪の枝を使い、極限状態の中で必死に生き延びていく、というストーリーです。
デッドマン・ワンダーランドへ収監されてすぐ、世界観や設定が明かされるのですが、昨今はやりのデス・ゲーム系作品の先駆けのような設定がたまらなく好きです。
「受刑者の首輪にはタイムリミットがあること」「タイムリミットを伸ばすには手が届かないほど高額なキャンディが必要」「キャンディを得るためには戦って生き残らなければならない」という、世紀末すぎる設定なのですが、またそれがクセになるのです。
原作が月間連載かつ、連載途中のままアニメ化してしまい、終盤の不完全燃焼感は否めませんが、それでも好きな作品です。