タイトルなし
2014年公開のアベンジャーズシリーズでお馴染みのマーベルコミックス原作のSHアドベンチャー作品です。
本作はスターウォーズ等と同様に銀河系を舞台にした作品で、地球人ながら宇宙海賊に拾われてそのまま盗賊稼業に身を置くピーター・クイルことスター・ロードがとあるオーブと採掘したのをきっかけに銀河の存亡をかけた戦いに巻き込まれ、事の成り行きから、暗殺者のガモーラ、遺伝子改造でアライグマの姿にされた賞金稼ぎのロケットとその相棒の木人間グルート、オーブを狙う悪人達に妻子を殺され、復讐に燃えるドラックスとおおよそヒーローのイメージにそぐわない面々がチームを組まざるを得なくなり、所謂銀河の落ちこぼれの彼らがヒーローになっていく過程は感動的でもあります。
また、ピーターが母の形見で持っているレコーダーから流れる70年代のヒット曲が全編通して流れ、所謂宇宙SFものの中でも独自の存在感を醸し出しています。
終盤では仲間を守るためグルートが身を挺して庇い、一度粉々になってしまうシーンは泣けてきますが、元が植物なので生命力が強く、その後子供の状態で再生したため更にマスコット感が増した印象になりました(笑)。
また、インフィニティストーンやサノス、本作も参戦しているアベンジャーズ・インフィニティウォーにも通じる要素が多く含まれていて、インフェニティウォー視聴前の予習にもなります。