映画 アニメ ジョゼと虎と魚たち
主な主人公は2人いる。昔観賞魚ショップでみた魚が群れで泳いでいる所が見たくて、その魚を研究できる大学へ留学する事を夢見ている大学生の少年。もう1人が生まれつき足が不自由で絵を描く事が好きなジョゼと名乗る少女。2人の出会いは坂でジョゼの乗る車椅子が押され、坂をものすごい勢いで下って、投げ出された時、少年が受け止めて、ジョゼを助けた事がきっかけ。その後ジョゼの家でご飯をご馳走になり、ジョゼの世話をしているおばあちゃんに高時給のアルバイトを持ちかけられる。そのアルバイトの内容が、ジョゼの言うことを聞く事でした。最初はジョゼと少年の間には溝があり、「畳の目の数を数えろ」、「四葉のクローバーを集めてこい」など無理難題をいっていました。その後、「海が見たい」と言い出し、少年は初めてジョゼの心に触れた様に感じ、叶えようとします。海へ行く過程で、車椅子の大変さや周囲の人の反応に触れます。また、道中ジョゼの今まで自由に外出出来なかった為、好奇心旺盛で、コロコロ変わる表情が見所です。その後は一気に距離が縮まり、2人で外出する事が増えます。ですが、ジョゼのおばあちゃんが亡くなった事や少年の留学が決まった事などがあり、2人に溝が出来てしまいます。最後のお願いと言うことで2人は海に行く事になります。その帰り、2人は事故に遭い、少年は骨折により、ダイビングが二度と出来なくなるかもしれないと医師から言われてしまいます。ジョゼも事故は自分の責任だと思い詰めてしまいます。少年の友人がジョゼを立ち直らせ、ジョゼが少年を立ち直らせて物語は終わります。夢を追う気持ちやその大変さ、また友人達の大切さを知る事の出来る作品です。