プリンシパル

プリンシパル

『プリンシパル』は2010年から2013年にかけて『Cookie』で連載されていたいくえみ綾の恋愛漫画。単行本は全7巻。主人公は住友糸真(すみともしま)。転校先の学校で桜井和央(さくらいわお)に恋に落ちる糸真だったが、2人は親の再婚により姉弟となってしまう。2人の関係の変化が見どころの作品だ。
2018年3月3日には『プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜』のタイトルで実写映画が公開された。またその映画の小説化作品『映画ノベライズ プリンシパル 恋する私はヒロインですか?』が山本瑤の著で2018年1月19日に発売された他、百瀬しのぶ著のみらい文庫版が2018年1月26日に発売された。

kai-hazama5のレビュー・評価・感想

プリンシパル
7

忘れかけていた若いころの気持ちや青春が蘇る作品です(実写映画:「プリンシパル〜恋する私はヒロインですか?〜」)

ジャニーズWESTの小瀧望さんと黒島結菜さんがW主演の作品です。
自分が学生の時に味わえなかったような甘酸っぱい恋が描かれており、見ているだけでキュンキュンします。
最初は不愛想だった小瀧望さん演じる舘林が少しずつヒロインの糸真に心を開いていく様子は、本当の男子高校生のようで初々しい気持ちになります。
そして、なんといっても小瀧望さんがかっこいいです。
また、恋愛だけでなく友情にも焦点が当たっています。大人になると友情に面する機会が減るため、この映画を見て改めて友情っていいなとしみじみ感じました。
この物語の舞台は北海道であり、普段はなかなか聞けないような北海道弁がきけたり、自然豊かな景色が見られたり、雪がたくさん降っていたりなど、この映画でしか味わうことのできない描写もたくさんあります。
北海道の壮大な景色の中告白する最後のシーンは憧れますね。
そして、プリンシパルというタイトルはどういう意味なのか、ずっと疑問に思っていましたが、この映画をみるとその意味も理解できます。
こんなおしゃれな言葉を使って告白なんていいですよね。
主題歌のジャニーズWESTの「プリンシパルの君へ」という曲も、この映画にマッチしたメルヘンチックなかわいい曲になっており、聞くたびにこの映画の世界へ連れていってもらえます。