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ロマンスの話だけじゃない。
依存症に悩む男性3人が中心の話です。コメディというよりも、きちんとしていて、依存症がいかに大変なものかがうまく描けていると思います。別に依存でなければ恋人とすることや、その出会いを求めることも悪いことではないのに、5年も禁欲生活をしていたり、マーク演じるアダムはほんとに治そうとしているんだなと思いました。それでもやっぱりなかなか難しかったりして、本当に依存症の治療は大変なんだと感じます。
マークはロマンス担当で、ほかの二人は息子との関係についてとか、セックス依存であることでの他の人との関わりを描いていて、恋愛だけを描いてないのがいいと思います。もう依存症を克服していてとしても、過去にあったことで溝ができたままとかほんと辛いです。依存症は自分もですが、周りも傷つけるものなんだというのがよく分かります。でもだからって、その人が孤立したらうまくいかないし、互助会の大切さもわかりました。
邦題と本当の題が違うということで、それはどうなんだという人もいました。たしかに、違うなって感じはするけど、邦題もセックス依存症を扱ってるのがよく分かっていいのではないでしょうか。ただのすけべとかそういうことじゃないんだというのがもっと浸透したらいいなと思うし、この映画を観ればそれが分かると思います。