ドームへの軌跡
インディーズから始まったUVERworldというバンドですが、このバンドは小さなライブスタジオでわずか数名という客数しか呼べない時から口にしていた言葉があります。「俺たちの夢は東京ドームに行くことだ」と。そこに来ていた音楽関係者はこぞって笑ったそうです。おまえたちになんか無理だ、と。それを言われたvocalのTAKUYA∞はその悔しさを押し殺すかのように成長していきました。やがてその無理だと笑われた夢は届くところまで来ました。そんな時もライブの度に「東京ドームでライブするのが夢だ」と毎回のように言うのです。何故毎回のようにこの言葉を口にするのかと言うと、本人は「口にも出せない夢は叶わない」、「口にも出して言えない夢は夢なんかじゃない」と言っていました。自分もこのバンドと出会った時に陸上選手になりたいと言う夢を持っていました。だからこのUVERworldと出会った時、衝撃のようなものを受けました。自分も陸上選手になりたいから口に出してみんなに陸上選手になりたいんだ!と話していました。ですがTAKUYA∞のように「おまえじゃ無理だ」と鼻で笑われた時の悔しさは今でも強く覚えています、そんなTAKUYA∞がとうとう東京ドームでライブするという夢を2014年に叶えたそうです。「あの時のバカにしてくれた奴ら見てるか?俺はここまで勝ち上がって来たぞ」という名MCはUVERworldについてきたcrewとしてはもう感無量でした。このドームに立つ夢までの軌跡をまるで一緒に叶えるかのようなストーリーがUVERworldの魅力であり、口々にする夢の本気さに気づかされる歌詞に私は非常に魅力があると思っているので是非聞いてみてください