宅飲み残念乙女ズ

宅飲み残念乙女ズ

『宅飲み残念乙女ズ』とは、『まんがタイムファミリー』 2013年5月号から2016年7月号まで連載されていたコナリミサトによるギャグ4コマ漫画。単行本は全2巻。
フリーターのてつ子、デザイナーのグリっち、コスメ部員のゆみみは仲良しアラサー女子。仕事も思考も全然違う3人だが、全員部類の酒好きである。いつもてつ子の部屋に集まって、てつ子の手料理と仕事、恋、将来の愚痴をつまみに乾杯三昧。アルコール入りガールズトーク4コマ。

8nmatsurinのレビュー・評価・感想

宅飲み残念乙女ズ
8

女子は共感できる

フリーターのてつ子、デザイナーのグリっち、化粧品販売員のゆみみの3人がてつ子の部屋で宅飲みして、愚痴を言い合うという漫画です。
グリっちは仕事が忙しくて、それ系の悩みを、ゆみみは男性関係の悩みを言います。
てつ子はあんまり悩まないキャラだけど夢追い人のフリーターなので生活不安定なことを言ったりして、みんな悩みの種類が違ってておもしろいです。
基本ギャグ漫画だし、ああ、こういうことあるよなあって共感しながら読めます。
ゆみみもグリっちもてつ子もキャラかちがうのに仲良しでいい仲間だなって感じです。
また、1話には1飲み物、1料理の紹介もあってそれもためになります。
宅飲みだし、てつ子はフリーターだしで、料理も飲み物も基本的にリーズナブルなものを使ってのもので真似しやすいです。
余ってる白ワインのソーダ割りとか、宅飲みする人オンリーの楽しみ方だなと思いました。
どの料理もおいしそうだし、読むと作ってみたくなります。
また、3人の周りの人がちょっとだけ出てくるのですが、てつ子の働くコンビニの店長さんとかいい味出していて、好きなキャラです。
ただ、仲良し3人女子が飲んで喋るだけの漫画ですが、それがいいゆったり感でおもしろいです。
私も誰かと宅飲みしたいなと思える漫画です。