気になるところもあるけど
原作では12年後の話はないらしくて、映画で足したのかと思うと、すごいなと思います。
話は、悲恋ものによくある話で、でもけっこう唐突に別れが来て、人はいつ死ぬかわからないってのもすごく伝えてくる映画だと思いました。
何でわざわざそんな死に方にするんだろうと思わなくもないけど、たしかに別れを予想しててもそれとは別の別れもあるし、リアルっていえばリアルかもしれません。
高校生2人の役者はすごくよくて、とくに浜辺美波さんはキラキラしてました。とても人気な子って感じが出ていてよかったです。浜辺美波さんって結構人気な人ですが、なるほど、魅力的でした。
話も人気者と陰キャっていい組み合わせです。女の子の親友の子の話とかもありそうな話でした。
でも、台詞回しとかはどこか小説っぽくて現実味がないというか、なんか変な感じでした。字で読んだら気にならないのかもですが、実写映画だと気になります。
膵臓を食べるの意味もあんな説明しなくてもわかると思うし、ちょっと観客を舐めすぎでは?と思いました。くどいです。
いろいろ気になるところも多いですが、いろいろ感じるところもある映画でした。
原作は読んだことないのですが、読んでみたいなと思います。