宇宙戦艦ヤマト2199 / Space Battleship Yamato 2199 / Star Blazers 2199

宇宙戦艦ヤマト2199 / Space Battleship Yamato 2199 / Star Blazers 2199

『宇宙戦艦ヤマト2199』とは日本を代表するアニメ『宇宙戦艦ヤマト』のリブート作品。後に総集編『宇宙戦艦ヤマト2199 追憶の航海』及び、劇場版オリジナル『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』が公開された。
西暦2199年、謎の異星人ガミラスの侵略により滅亡の危機に瀕した地球を救うべく、宇宙戦艦ヤマトが16万8000光年の彼方にあるイスカンダルへ旅立つ。タイムリミットはわずか一年。これは艦長である沖田十三を筆頭にしたヤマト乗組員999名の奮闘を描く物語である。

kuroba_woo1のレビュー・評価・感想

宇宙戦艦ヤマト2199 / Space Battleship Yamato 2199 / Star Blazers 2199
4

ヤマトとしてはだめかな。

お話がおもしろくないことはないのですが、やはりヤマトではないかなってのが正直な感想です。キムタクはキムタクのままでしたし、黒木メイサも黒木メイサです。もともと、あのキャラってメイサさんとは雰囲気が違う気もします。それに、戦闘シーンも少なくて、がっかりでした。原作があることですし、いろいろ描こうと思えば短くなるのも致し方ないのかも知れませんが、バトルシップですかり、バトルはしてくださいと思いました。銃とかも普通の銃で、宇宙感がないしで、ここら辺がダメダメでした。そりゃあ、あの名作を実写化って難しいと思います。
そもそも漫画とかって主人公が若いことが多いし、ちょっと実写にすると違和感があるんですよね。でも、それなら別にヤマトにする必要はなくて、もっと普通にSFものとして作ればいいのにと思いました。ヤマトはファンも多いし、そりゃあ、叩かれるわと思います。キムタクのキムタクらしい、ヒーローのあの検事のような男が宇宙船で周りを振り回すのだって、それだけなら結構絵になるものでした。アレを古代進だって言っちゃうから、違うってなるんです。ちよっと、自分の中で整理をつけて、これはヤマトじゃないと思ってみると悪くなかったです。