ギャグマンガっぽい格闘漫画
本宮ひろ志先生の代表作であり、ジャンプの黄金時代を築きあげた作品であり、ジャンプのテーマである友情、勝利を良く描いた作品です。主人公、剣桃太郎が属する男塾で最初は塾のしごきが展開していきます。男塾名物と呼ばれる、ただただ無茶苦茶な試練を行います。名物名が強烈な名前になっているのも印象的です。
そのような男塾名物が行われていく初盤から、驚邏大四凶殺と言う4対4のバトルが始まります。そこから本格的なバトル漫画が展開していきます。この辺りからまさに真剣勝負になり、バトル漫画として、とても面白くなっていきます。その戦いが終わると剣桃太郎達一号生と男塾三号生との戦い、8対8の大威震八連制覇が行われます。この辺りから倍々の戦いで展開していきますし、本来死闘で命を落とす人も出てきますが、その後なんたかんだ生きていると言う基本的に死人が出ない珍しい漫画となっています(例外もありますが)
大威震八連制覇が終わると、塾長、江田島平八の念願である天挑五輪大武會に出場することの出来る腕の立つ16人が男塾に揃い、江田島平八の宿敵を倒すために16人で大会に参加します。ただこの戦いは16対16の戦いですが、長々と戦いをするのではなく、数回戦いをしたら相手の総大将が出てそこで勝利をを納め大会に男塾が優勝し宿敵を倒す事ができます。
これだけ激しい戦いが繰り広げられてきたにも関わらず、最後の結びは凄い早い幕引きも見所です。