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人形、でかくなりすぎ
確かに日本人形って怖いと思います。それに、私も子供の頃、なんか節句に買ってもらった気がするし、人形と小さな女の子の結びつきは強い気がするので、人形が襲ってきたら、少女の恨みって感じがします。だけど、本作の人形はでかくて、大人が中に入ることができるサイズでした。シュールです。よくよく考えると、ちょっと変です。笑っちゃいそうです。
でも、見ている間は笑えませんでした。きちんと怖くて、ホラー映画になっていました。まあ、大きくなっていって、最後には中に人が入っているんだろうな、どっちかっていうと金田一少年の事件簿系だなってのがすぐわかっちゃったのが残念かなとは思いますが、シリアスキラーものとして面白かったと思います。
それにしても、最初の小さな人形は何だったのでしょうか？あれはおばけだったの？そこらへんがよくわかりませんでした。あれも犯人が用意していたものだとしたら、ずいぶん手間のかかることをしたものです。役者陣についても、若者集団の話なので、役者たちも若くて、大丈夫かなと思っていましたが、全然大丈夫でした。アイドルが主役だと、どうも下手だなってことも多いのですが、小坂菜緒さんはうまかったです。ホラーは結構難しい題材だと思うのにすごいなと思いました。