ボス・ベイビー / The Boss Baby

ボス・ベイビー / The Boss Baby

『ボス・ベイビー』とは、2017年公開の3Dコンピュータアニメーションコメディ映画。マーラ・フレイジーが2010年に発表した絵本『あかちゃん社長がやってきた』を原作としている。幸せな家庭で育った主人公のティムは、ある日やってきたボス・ベイビーによって幸せな日々を壊されてしまった。家族との日々を取り返そうとするティムは、ボス・ベイビーに立ち向かう。見た目と中身が正反対なボス・ベイビーが生み出す笑いと、ティムとの絆が魅力的な作品となっている。

fuk9502のレビュー・評価・感想

ボス・ベイビー / The Boss Baby
4

期待値が高かった分、内容が薄い

話題作と言う事で、期待をして劇場へ足を運びました。映像が綺麗でコミカルな動きが楽しかったのですが、いつまで経っても盛り上がるシーンというものがなく、単調なストーリーでした。

弟が生まれたお兄ちゃんの寂しさや、不安がよく描かれていたり、下の子に手がかかる両親の様子がリアルだったので、お兄ちゃん、お姉ちゃんになりたての子供と一緒に観るには良い映画かな?と思います。

設定では、本当の兄弟ではない、任務のために送り込まれた赤ちゃんで、お兄ちゃん以外は普通の赤ちゃんだと思い込んでいるという設定でストーリーが進むので、お兄ちゃんのもどかしい気持ちが多く描かれていますが、退屈に感じたのはそのせいかな?と思っています。

結果的に、兄弟愛が描かれたハッピーエンドで、本当に子供向けの作品という感じです。

大人からすると、内容が薄く感じるので、子供と一緒に観る大人の感性もくすぐる様な、一捻りあるシーンが欲しかったです。
とは言え、登場人物も可愛らしく、心優しいセリフもたくさんあったので、子供に観せられて良かったと思います。

ボスベイビーの声がムロツヨシさんだった事を忘れるくらい、ボスベイビーのキャラクターと声がマッチしていました。