こんなに考えさせられたゲームは初めて
この作品はアンドロイドが人間の生活に普及されている世界です。
介護アンドロイドや家事アンドロイドといったように日常生活にこのようなロボットがいたら
便利だろうなと思いますが、アンドロイドに仕事を奪われた人間はアンドロイドを恨みます。
ゲームではこのように描かれていますが現実世界でもそんな未来が待っているのではないかと想像させられました。
ゲームは自分の選択や行動によって分岐が替わり、マルチエンディングになっています。
選択によってはまったく違う展開になるので何周も楽しめるゲームです。
これはゲームオーバーになるだろうという展開でも(誰かを死なせてしまう等)、次に進んでしまうので
あえて悪い選択肢をすることも可能です。
選択に制限時間があったりするので決断力も必要とされます。
そのあたりも現実世界と同じなのでリアルです。
突然タイミングでボタンを押さなきゃいけなかったりするので
反射神経も必要かもしれませんが、基本的にそんなに難しくはありません。
アンドロイドといってもかなりリアルでほぼ人間の見た目をしていることもあり、
感情移入がしやすいです。
後半では完全にアンドロイド側の気持ちになっています。自分は人間なはずなのに。
もしアンドロイドと共生することになったらどうなるだろう。
この選択をしたらどうなるだろう。
我々は常に未来を想像して生きる必要があるのだと感じました。