男はつらいよ 花も嵐も寅次郎

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎

『男はつらいよ 花も嵐も寅次郎』(おとこはつらいよ はなもあらしもとらじろう)とは、1982年12月28日に公開された映画作品。山田洋次監督、渥美清主演によるコメディ映画「男はつらいよ」シリーズの第30作である。ゲストとして歌手の沢田研二と女優の田中裕子が出演し、劇中での共演をきっかけに後に実生活で結婚したことでも知られる。観客動員数は228万人を超え、配給収入15億5000万円を記録するヒット作となり、第1回ゴールデングロス賞において優秀銀賞を受賞した。
大分県の湯平温泉を訪れた車寅次郎は、亡き母の遺骨を納めにきた青年・三郎と出会う。偶然知り合った女性・螢子らを交えて行動を共にする中で、三郎は螢子に心を寄せるようになり、寅次郎は二人の恋のキューピッド役を買って出る。人付き合いの不器用な三郎は螢子とのデートでうまく思いを伝えられずに悩むが、寅次郎の助言や温かい励ましを受け、ついに螢子へ真剣な告白を果たす。二人の恋が見事に成就したことを知った寅次郎は、少しの寂しさを抱えながらも二人を温かく祝福し、晴れやかな気持ちで再び旅へと出ていくのだった。

9vspsomonのレビュー・評価・感想

男はつらいよ 花も嵐も寅次郎
9

沢田研二さんはアイドル

旅先で寅さんが見る夢からして、沢田研二仕様でした。
沢田研二さんは、ほんとアイドルだったんだなあという感じです。夢パートから踊って歌ってかっこいいです。
沢田さんなら、本場のブロードウェイミュージカルに負けないんではなかろうかとさえ思いました。
寅さんは今回、沢田さんと、マドンナの恋を応援するという役回りです。
若い二人を幸せにしてやる、それを望んでいたはずなのに、いざ二人がうまくいくとさびしいような、悲しいような気持ちになってというかんじでした。
もう寅さんも歳を重ねたし、あんな若い子に恋なんてと思ったのかもしれません。
寅さんは相変わらず、女の人に懐かれていて、ニコニコ近づいてきてはくれるのに、恋には発展しなくて、かわいそうです。
寅さんの恋指南はなかなか的を射たものだったと思います。
こうやって、こうしゃべればいいんだよみたいな具体的なことまで教えてくれて、私も寅さんの授業が受けたいなんて思いました。
まあ、ちょっと具体的すぎて、応用が効かないところはありますが。
おおむね、おもしろい話でしたが、ちよっとチンパンジーがかわいそうでした。
恋をしたから、チンパンジーとの絆がなくなるのはいかがなもんでしょうかと思いました。