5
乱痴気騒ぎ
なんかのダンサーたちがLSDを飲まされて、そのせいでおかしくなる様を描いた作品です。なんか、本当にあった事件が元らしいです。見てみんなヒャッホーウて感じだし怖くなりました。知らないうちに飲まされるなんて、そんなことが本当にあったなんて怖いなと思います。本作で良かったところをあげると、まずダンスシーンです。13分長回しのダンスシーンがあるのですが、そこの動きがすごくて、これが同じ人間?ダンサーってすごいと思いました。まあ、実際はまるまる長回しじゃなくてちょっと編集とかあるらしいのですが、それでもすごいなと思いました。その長回しシーン以外にもダンスは出てきて、全部すごかったなあと思いました。あとは大体が乱痴気騒ぎシーンでした。それも自分らのせいではなく、LSDを盛られたことによるものです。でもパーティで下戸の人がひとりつまらないように、酔っ払った他人を見ることはあんまりおもしろいものではありませんでした。確かに薬は怖いというのはわかるし、それのせいでやることも個性に飛んでて、それぞれ心の奥底にあるものが違うからかなとか思ったけど、あんな長々と描く意味はよくわからなかったです。ジャンルもこれはなんだったんだろうという感じです。乱痴気騒ぎ部分は短くして犯人探しとかだったら、もうちょっと気に入ったかなと思いました。