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武田鉄也さんがすごい
木の実ナナさんはそんな綺麗とも思えないけど、ダンスとかが大好きというイメージです。
きっと何かに夢中の人ってキラキラしていて、そういうところに寅さんは惚れてしまうのでしょう。
イメージぴったりの役でよかったのではないでしょうか。
恋と舞台との間で揺れ動いてて、結局恋人と結婚しちゃうのですが、寅さんはそのことで振り回されてかわいそうでした。
寅さんはいい人だし、ナナさんはさくらちゃんの友達だから、妹ってわけではないけど、お兄さん的な目で最終的には納得したでしょうが、傷ついただろうなと思いました。
あと、この映画でよかった点は、なんといっても武田鉄也です。
振られてばかりいる農業青年役で寅さんを兄貴と慕う役です。
寅さんが何を指導したのかわかりませんが、すごく慕ってたし、武田鉄也のお母さんも寅さんを立派な人だと思い込んでました。
さすが、寅さんです。口はうまいし、騙される人も多いでしょうね。
武田鉄也の演技はすごいと、私より年上の人がよくいってましたが、ほんとにすごく面白くて納得しました。
寅さんはもちろん、武田鉄也さんの演技が見たくて何度も見てしまう回です。
2人の掛け合いはいつまでも見ていられるなと思いました。